備えよ常に!
待ちに待った初夏の三連休。
迷わず行ってきました!!アカメの国へ。
ETC割引をフル活用して200km弱。ありがたやーの1000円です。
夕方現地入りし、釣具屋と聖地U湾の彼方此方をチェック。
湾に繋がる河川は、都市河川にありがちな妙な透明度と泥の薄い堆積。
今まで抱いていたアカメのイメージとギャップを感じます。
日没から釣りを開始し数時間、街中の数ポイントを周ってみましたが、
もう一つやり切れず、夕飯を機会に河口サーフに移動する事にしました。
移動したのは数キロ離れた中規模河川。
河口は張り出した砂州で極端にくびれており、フルキャストで対岸に届く。
ヤツがのぼって来るなら間違いなくココを通る事になります。
満潮を待ちながらひたすらキャスト。
アタリがなくても、ただただキャスト。
迷いと雑念を振り払いキャスト。キャスト。
真っ黒な水面の下に「居る!」と固く信じるしかありません。
ラインをチェックすると、リーダーが擦れて少し痛んでます。
波に巻き上げられた小石で傷ついたんでしょうか。
暗闇の中でリーダー交換。ついでに
障害物のないサーフやからええかな・・・
ルアーも動きやすいやろう・・・・と50lb⇒35lbにチェンジ。
この選択が後の明暗を分ける事になろうとは・・・。
満潮が近づくにつれ、自分のキャストエリアに潮目が上がってきました。
(この時、横には別の釣り人がおり動けない状況)
何十何百回と投げ続ける中で、ある瞬間のキャスト。
河川からの流れ出しと寄せ打つ波の境目で、
ルアーがふるふると震える絶妙のトレースができたと思っていた
その時!!!
ドスン!
今まで感じたことのない重みのあるアタリ!
跳ね上がるパルス(心拍)と同時に合わせを入れると、
グワーンとそのまま持ってかれるー!!
同行者に知らせねば!
「き、きたああぁぁあぁ ああわわぁ やっやばぁはああああ!!!」
バツン!!!
・・・・。
ヒットからその間10秒あったかどうか・・
放心状態のままラインを巻き取ると、
リーダーのルアー手前3,4cmだけが極端にザクザク。そしてバッツリ。
数々の先達の教えは、「十分過ぎるほどの準備をしておけ」
どのブログを読んでもそう教えられたにも関わらず、
妥協してしまった自分に猛省。
そしてルアーを付けたまま離してしまった魚に謝罪。
やり取りの欠片もできなかった自分の未熟さを実感。。
あの魚が何だったのかは、誰にも分からないけれど
せめてアカメだったと信じて、次回につなげたい。
関連記事